Mac mini(Late2014) 購入から2年
気がついたら、Mac mini購入からもう2年以上経過していたので、今の状況をまとめてみることにした。
購入時の記事は、以下2つ。
これまでの経過
数ヶ月休眠
仕事が忙しくなり、プライベートの時間が激減。
Windows機で使用していたソフトの代替を見つけるのが大変なうえ、ソフトインストールのルールもわからず、何かしらの設定をしようとすると、その都度ネット検索が必要なMacより、使い慣れたWindows機(ThinkPad E420)に頼ってしまうようになった。
ディスプレイを見やすくするよう工夫をしたが、写真が色あせて見える点がどうしても気に入らなかったのも、要因の1つ。
使用再開
仕事が落ち着き、再開と同時にディスプレイを新調。サイズは前とほぼ同じ22型で、今度はDell製 S2216H、光沢タイプを選択。
HDMI接続時の文字のにじみがほとんどなく、色が鮮やかに表示されるようになった。
時間が出来たこと、ディスプレイ新調を機に、再びMac miniを使い始める。
使用しているソフトと用途
Google Chrome:インターネット
Safariと使い比べしてみて、Chromeの方が私には合っていたので、Safariからこちらへ変更。
FireAlpaca:お絵描き
操作がシンプルでわかり易い。私にとっては、必要な機能が十分備わっている。(レイヤー、透明化など)
GIMP、iMage Tools、Nikon ViewNX2、プレビュー:写真加工と閲覧
GIMP
Photoshop Elementと同様の機能を持つ、写真加工ソフト。
iMage Tools
写真をまとめてリサイズする時に、使用している。
Nikon ViewNX2
Nikon D3100で撮影したRAW画像を編集するのに使用。私の梅仕様(最低ランク)のMac miniで使うと、動作がもっさり。
プレビュー(プリインストール)
当初、連続して写真を見る方法が分からず、四苦八苦。
Finderから写真の入っているフォルダの中の写真を、どれか1枚を選択した状態でSpaceキー、そしてカーソルキーで、次の写真へ進める。
iTunes:音楽
辞書(プリインストール)
ブログ作成や、英文メッセージのやり取りに使用している。
CotEditor:テキストエディタ
ブログ記事の下書きに使用。
Dash:スニペットアプリ
よく使う定型句を登録して、簡単な操作で挿入出来るので、ブログの原稿編集時に使用。
Page(プリインストール):文書編集
Wordと比べて、レイアウトのバランスが取り易く、Macの方がフォントもおしゃれなため、時々カレンダーや軽い資料作りに使用。Windowsとやり取りしたい場合は、データ橋渡しに難がある*1ので、使用していない。
Mac(mini)を使ってみて
良いところ
更新の選択余地があり、システムのバグも少ない
Windowsのように、問答無用で自動更新されないので、不意に動作がもっさりしたり、再起動を促されるような状況が発生しない。
Windowsの場合、更新は頻繁に行われるが、直して欲しいバグはそのままなケースが多い。
また、バグの入った更新のせいで、突然パソコンが使えなくなることがあるため、再起動が必要な更新の際は、ちゃんと起動するのか、ループにはまってしまうのかと、ドキドキしてしまい身体に悪い。
システムが安定している
Windowsに比べてフリーズが少ない。安心感あり。
プリインストールの辞書が便利
収録辞書が多く、日本語だけでなく英語、英語シソーラスまで把握しているので、物書き時に便利。
デザインがおしゃれで見易い
標準フォント、アイコンなど、総合的なデザインが見やすくてきれい。Windowsは標準フォントが見辛く、デザインも絶望的にダサい。
気になるところ
純正以外の周辺機器との相性が悪く、純正は価格が高い
純正以外の周辺機器との相性が悪め。マウスは無線、Bluetooth両方を試したが、カーソルが明後日の方向に行ってしまうことが多いので、やむなく有線を使用している。
また、一般のBluetoothキーボードは、ファンクションキーを認識してもらえなかったため、純正キーボードを購入したが、安っぽい作りでキーボードの反応も遅く、正直1万円以上出して買うものではないと感じた。結局別の有線キーボード(Real Force 91U)を購入して使用中。
ソフトの数と情報が少ない
Windowsで使っていたものに似た機能を持つソフトの、Mac版を探すのに苦労した。
ファイル互換がイマイチ
Windowsとのファイル互換に難あり。(「Page」の欄参照)
プリインストールのOffice系ソフトの機能が少ない
Page、Numbers、Keynoteの編集機能が、少なすぎる(Pageで言えば、目次が作れないなど)。事務仕事に使うには、物足りない。
現在の使用頻度について
Mac(mini)は8割、Windows機(ThinkPad E420)は2割である。Mac(mini)の方が大きな画面(22型)で使用しているのもあり、使用する割合が高い。
Windows機(ThinkPad E420)もDellのディスプレイにつなげるのだが、面倒なのと、繋いでもフォントが汚いのが気になるため、接続していない。
Windows機(ThinkPad E420)は、作業場所が自室以外の場合で持ち運びしたい時や、仕事関係(Officeソフト使用)、年賀状作成などで、使用している。
Windows機(ThinkPad E420)との住み分け
Mac用Office製品(Word、Excel、PowerPoint)や、MacでWindowsを起動させるソフトを購入するよりも、そのまま手持ちのWindows機(ThinkPad E420)とOfficeソフトを使用した方が、お得かつ楽なため、Mac(mini)に完全移行するのはやめ、仕事関係は既存のWindows機(ThinkPad E420)に任せることにした。
それ以外の作業全般に(ネット閲覧やブログの記事作成、お絵かき、写真加工など)自動更新に悩まされず、動作の安定しているMac(mini)を使用している。
まとめ
それぞれに使用方法や使用感は異なるが、とまどいを感じるのは、特別な作業をする時(設定やソフトインストール時)だけである。
Macのルールに慣れて使用状況が安定すれば、操作に困ったりどちらかが異様に使いづらいということは、全然感じなくなった。
職場でWindowsを使うのであれば、手元にWindows機が1台あった方が何かと便利ではあるが、職場で必要ないのであれば、Macの方が使い易いと感じている。
*1:「が」が「か〝」のようになったり、変な所でスペースが挿入される