ネリノコモノ

ネリが使用する小物(ときどき大物)のレビュー

スキッター 自作

屋外でコーヒーを飲む際、コーヒーポットのように、お湯をゆっくり、狙ったところへ注ぎたくなったので、スキッター*1を、自作した。

材料、かかった費用

コーナンのステンレス線(太さ約1.2mm、長さ2.5m)を使用。私が実店舗で購入した際は、173円だった。

www.kohnan-eshop.com

1つ作るのに45cmを使用し、4回目でやる気が燃え尽きて、「完成」としたので、自分の人件費を除くと、最終的に、125円程度になる。

作り方

こちらの動画で紹介されている方法で、作ってみた。

www.youtube.com

「Sorairo Pictures」のカツラギさんが、ご自身が制作、販売されているスキッターについて、材料や作り方、作り方のコツを、こんなに教えてしまって良いのかというくらい、丁寧に説明して下さっている。

完成品正面

スキッター 自作 正面

注ぎ口が開いているが、シェラカップ装着時は、勝手に閉じる。

また、左右非対称だが、この程度なら問題なく使用出来た。

スキッター 自作 横

後ろ

スキッター 自作 後ろ

完成後の寸法と収納ケース

  • 注ぎ口の長さ:約3.8cm
  • 注ぎ口後ろ、直角に曲げた部分の高さ:約2.3cm
  • シェラカップに引っかける両端部分の高さ:約3.1cm
  • 横幅:約4.5cm

Seriaの固形燃料ケース(3個入り110円)に、ぴったり収納出来た。

スキッター 自作 Seria 固形燃料ケース

実際に使ってみた。

キャンドゥの550円シェラカップに装着。

Candoシェラカップとスキッター 自作

多めに注いでみる。

スキッター 自作 多めに注ぐ

狙ったところに注げる。

シェラカップの傾き具合を緩くすると、点滴ドリップ*2になる。

スキッター 自作 点滴ドリップ

使用時の注意

集中力と手先の器用さが必要

下の写真のように、注ぎ始めにこぼれる率が高い。50%は超えるかも(あくまで、私が作ったスキッターに対する私見)。

スキッター 自作 こぼれる

一度お湯の通る道が出来ると、手先が慣れるのか、その後中断/再開しても、お湯はこぼれなかった。

しかし、途中よそ見をしたり、調子に乗って集中力を切らすとアウトなので、最後まで油断は禁物だ。

風の影響を受けやすい

風が強いと、水滴があらぬ方向へ向かいがち。シェラカップ内のお湯残量が少なく、注ぐ勢いが弱い時も、風にあおられる。

また、冬季の点滴ドリップは、コーヒーが生温くなってしまったので、避けた方が無難かも。

スキッターの形が変わりやすい

形が変わると、ダダ漏れ率が上がるので、シェラカップへの取り付け前に、一度手で軽く形を整えるのを、忘れないようにしたい。(自分への戒め。)

まとめ

注意点は多いものの、最初から最後まできれいに注げると、気分爽快である。

そして、スキッターを使って、お湯をゆっくり、狙ったところへ入れたコーヒーは美味しい。コーヒー通ではないのだが、そんな私でさえ、雑にお湯を注いだモノと比べると、違いは歴然である。

小さくて、かさばらない所も気に入っている。これからも引き続き、使用していきたい。

*1:水切れを良くするもの。

*2:1滴ずつ点滴のようにお湯を注ぎ、ドリップすること。