スキッター 自作
屋外でコーヒーを飲む際、コーヒーポットのように、お湯をゆっくり、狙ったところへ注ぎたくなったので、スキッター*1を、自作した。
材料、かかった費用
コーナンのステンレス線(太さ約1.2mm、長さ2.5m)を使用。私が実店舗で購入した際は、173円だった。
1つ作るのに45cmを使用し、4回目でやる気が燃え尽きて、「完成」としたので、自分の人件費を除くと、最終的に、125円程度になる。
作り方
こちらの動画で紹介されている方法で、作ってみた。
「Sorairo Pictures」のカツラギさんが、ご自身が制作、販売されているスキッターについて、材料や作り方、作り方のコツを、こんなに教えてしまって良いのかというくらい、丁寧に説明して下さっている。
完成品正面
注ぎ口が開いているが、シェラカップ装着時は、勝手に閉じる。
また、左右非対称だが、この程度なら問題なく使用出来た。
横
後ろ
完成後の寸法と収納ケース
- 注ぎ口の長さ:約3.8cm
- 注ぎ口後ろ、直角に曲げた部分の高さ:約2.3cm
- シェラカップに引っかける両端部分の高さ:約3.1cm
- 横幅:約4.5cm
Seriaの固形燃料ケース(3個入り110円)に、ぴったり収納出来た。
実際に使ってみた。
キャンドゥの550円シェラカップに装着。
多めに注いでみる。
狙ったところに注げる。
シェラカップの傾き具合を緩くすると、点滴ドリップ*2になる。
使用時の注意
集中力と手先の器用さが必要
下の写真のように、注ぎ始めにこぼれる率が高い。50%は超えるかも(あくまで、私が作ったスキッターに対する私見)。
一度お湯の通る道が出来ると、手先が慣れるのか、その後中断/再開しても、お湯はこぼれなかった。
しかし、途中よそ見をしたり、調子に乗って集中力を切らすとアウトなので、最後まで油断は禁物だ。
風の影響を受けやすい
風が強いと、水滴があらぬ方向へ向かいがち。シェラカップ内のお湯残量が少なく、注ぐ勢いが弱い時も、風にあおられる。
また、冬季の点滴ドリップは、コーヒーが生温くなってしまったので、避けた方が無難かも。
スキッターの形が変わりやすい
形が変わると、ダダ漏れ率が上がるので、シェラカップへの取り付け前に、一度手で軽く形を整えるのを、忘れないようにしたい。(自分への戒め。)
まとめ
注意点は多いものの、最初から最後まできれいに注げると、気分爽快である。
そして、スキッターを使って、お湯をゆっくり、狙ったところへ入れたコーヒーは美味しい。コーヒー通ではないのだが、そんな私でさえ、雑にお湯を注いだモノと比べると、違いは歴然である。
小さくて、かさばらない所も気に入っている。これからも引き続き、使用していきたい。