キーボード漂白 ポメラ DM5
久しぶりに以前このブログで紹介したポメラを取り出したところ、キーボードが真っ黄色でびっくり。 …というわけで、黄ばみを取ることにした。
必要なもの
- 容器(全体が透明か半透明のもの)
- ワイドハイターEXパワー
- ゴム手袋
その他あったら役立つもの
- 割り箸
- 小さめのドライバーかピンセット
手順
1. キーボードの全体写真を撮る
どこに何のキーを戻すか分かるようにしておく。
2. 電池を抜いて、キーを取り外す
部品が壊れないよう気をつけながら、ドライバーやピンセット、手を使って作業。
全部取り外すと、こうなる。
3. ワイドハイターEXの原液に浸してベランダで日干し
容器にこんな感じに広げて、原液を流し入れる。*1
他のキーにかぶさったり、ひっくり返ってしまったら、割り箸で調整して上蓋をする。
4. 日干し終了後にザルにあげて軽く水洗い
キーが排水溝に流れてしまわないように、ザルを使用。
5. 乾燥後元どおりにキーをはめていく
上から押して入れると、「パチッ」という音がしてはまる。
色の変化を東プレキーボードの上に乗せて比較してみた
浸ける前
黄色の「き」で比較。真っ黄色。
1日経過
「もういいかも。」と言うくらい一気に黄ばみが落ちた。
2日経過
1日目とほぼ違いは分からないが、エンターキーに漂白出来ていない箇所があったので、他のキーも一緒に浸けたまま継続してみた。
3日目夕方
もう十分だろうと、3日で終了させた(エンターキーも無事漂白出来た)。
漂白作業時の注意事項
キーをはずそうとすると、キー&部品が飛ぶ
飛距離も出る(最大1mぐらい)。カーペットと同化してしまい、何回も探し回るはめになった。落ちても分かりやすい所や、物が少ない場所での作業をオススメ。
金具付きキー
一部金具がついているキーがある。取り外し注意。*2浸け置きする前に、念のために、金具をはずしておいた。
部品が壊れやすい(古いキーボードの場合)
ポメラのようなパンタグラフ式キーボードは、2つの部品で成り立っている。
組み立てると写真左側が内側、右側が外側となる。
内側上下中央の凸部分と、外側部品の凹部分を合わせているのだが、経年劣化のためか、内側の凸部分が欠けやすい印象。取り出し作業を慎重にしていたが、それでも2つ壊してしまった。
ひやっとしたが、元どおりに取り付けて動作確認したところ、凸部分の上下どちらか1箇所が残っていれば、キーは問題なく作動するようで、ほっと一安心。
きれいになってすっきり…
「電源」以外は。
ここだけ取りはずせず際立つ黄色さ。どうしようか思案中。
***2022年8月追記ここから***
ポメラ DM200との比較に使用するため、久しぶりに取り出したところ、また黄ばんでいた。2年すると、また黄ばんでしまうようだ。
2022年8月現在の状態は、下記、ポメラ DM200の記事に記載している。
***2022年8月追記ここまで***