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クロスバイクの走行距離が1000kmを超えた

タイトル通り、クロスバイクの走行距離が1000kmを超えたので、これまでのいきさつ(購入前リサーチから現在まで)を、振り返ってみた。

購入のきっかけ

社会人になり、初めて自腹で購入した自転車は、激安シティサイクル(1万5千円)だった。買って数ヶ月のうちにパンク。その後もハンドル周りが安定しなくなるなど、不安定な代物を5年以上使い続けていた。

さすがに辛くなってきた頃、父の乗っているマウンテンバイク(ミヤタ製MERIDAシリーズ)の乗り心地が良かったこと、それに対して、父の先代マウンテンバイク(ホームセンターで購入した、自転車メーカーとしては全然知られていない安物)の、乗り心地の悪かったことを、思い出した。

まともな自転車を買う決心をし、自分に合う物を調べ、最終的に、クロスバイクを選択した。

クロスバイクは、どんな自転車なのか

クロスバイク

自転車の種類は、シティサイクル(ママチャリ含む)、小径車、マウンテンバイク、ロードバイクシクロクロスランドナー…など、調べだしたらキリがないくらいたくさんあるが、その中でクロスバイクは、ロードバイクと、マウンテンバイクの、良い所取りの自転車と言われている。

ロードバイクのようにスピードが出せて、マウンテンバイクのように、路面の荒れた所を走れるというのが、その所以だ。

比較対象になった自転車

一通り自転車の種類と、メーカーについて勉強後、まず、種類を絞って、それぞれの気になる点を挙げてみた。

ロードバイク

  1. 敷居が高い(10万以上~)。自転車購入後も、装備もろもろ(ロードバイクに見合う本格的なサイクルウエアなど)で、出費にキリがないことが予想される。
  2. 巡行速度が一番早く、長距離走れるのが魅力だが、そもそも自分は長距離乗りを楽しめるのか?
  3. 盗難リスクが怖くて、普段乗りに使えない。普段遣いのためだけに、もう1台、自転車が必要になる。

マウンテンバイク

タイヤの突起と、サスペンションで悪路に強く衝撃も吸収する反面、通常の道路では、その分スピードを出しにくい。

小径車(折りたたみ可能なもの)

  1. 評判のある自転車メーカー品は6万円からと、値段がクロスバイクよりお高め。
  2. 見た目に反した重さ。クロスバイクと変わらない。(自分が気になったモデルは、11kg以上あった。)
  3. 規格が特殊なので、街の自転車屋さんで、部品を取り扱っていないことが多いらしい(チューブ、タイヤなど)。

こうして、気になる点を種類ごとに比較した結果、クロスバイクが、自分の理想に一番近いことが分かった。

  • 上記候補の中では手頃な値段(約4万円)から、評判のある自転車メーカー品に手が届く。
  • 値段的に盗難のリスクが低く、また服装を気にしなくて良いので、普段乗りし易い。
  • 程よいスピード感。遅すぎず、早すぎず。中距離走れる。
  • 部品も比較的手に入り易い

最終的に私が購入したのは、「RITEWAY SHEPHERD CITY」(防犯登録と1年間の自転車保険を含め約5万円<当時>)だった。

www.riteway-jp.com

GIOS MISTRAL」、「GIANT ESCAPE R3」辺りが、同じ位のグレード

デザイン、特定の色、マシュマロサドルに一目惚れ*1して、自転車屋さんに取り寄せてもらった。

実際に、ロードバイクとマウンテンバイクの良い所を、どの位取れていたか

ロードバイクの良い所

巡行速度

ロードバイクの平均時速は、25~30km程度と言われている。それに対して、クロスバイク使用の私は、18km程度だ(信号待ちを含む)。ロードバイクに乗っている人について行くのは、大変だろう。

ただ、そんな私でも、下りで最高40km以上出たので、脚力がある人は、ロードバイク乗りと、並走出来るのかもしれない。

自分の理想通り、遅すぎず、早すぎずといったところ。

走行距離

ハンドルを変えて、空気抵抗を減らしたり、タイヤを細めに変えて、地面との摩擦を減らさない限り、ロードバイクに乗っている方に可能な、1日100km越えはキツい気がする。私の場合、1日の最高距離は70~80kmで、その程度が限界かなと感じた。

マウンテンバイクの良い所

悪路走行

タイヤはマウンテンバイクより細く、デコボコした突起物がついていない分、滑りやすい。私のものは、クロスバイクにしては太めの700×32Cだが、砂地や細かい砂利の敷かれている場所、そして多少路面状態が悪い道(古いアスファルト舗装等)、つまり、街中走行であれば、大丈夫かなという感じ。

クロスバイクに乗ってみて思ったこと

何!?これ楽しい!!

シティサイクルや、マウンテンバイクでは味わえなかったスピード感、風を切る感じがたまらなく爽快だ。自然と遠出が増え、クロスバイクには、重さの点からあまり向いていない輪行にも挑戦した。

学生時代に自転車を押して歩いていた激坂も、クロスバイクに乗ったまま、足をつかず、天辺まで上りきることが出来た。体力はその頃と比べ確実に落ちているはず。驚きと、喜びを感じた。

車が通りにくい細い路地、交通アクセスの悪い所にも行き易く、新しいお店を見つけて立ち寄って見たり、立ち止まって景色を楽しんだり、写真を撮ってみたりと、楽しいことが増えた。

*1:父のマウンテンバイクで、10km以上走るといつもお尻が痛くなった経験から。