電子リーダー Amazon Kindle Paper White (Wi-Fiモデル:第2世代)
Kindle3への不満、それは、画面が暗すぎること。
暗い室内で読む機会が多かったので、照度の調整が効かないのが嫌で、しばらく遠ざかってしまった。
この度、電車通勤になり隙間時間が多くなったので、意を決して新しい電子リーダーを買うことに。
iPad mini 2とKindle、どちらにするか悩んだが、前者は新モデルの重量が増してしまった*1ので、Kindle Paper White(第2世代)にした。
パッケージ
シンプル。
中身
注意書きとUSB接続ケーブル。充電器は付属していないが、Kindle3についてきたものが使える。
文庫本と大きさ比較
本体はやや大き目。
バックライト
通常(設定:下から3)
MAX
かなり明るい。
電源OFF時
ランダムで壁紙が表示される。
使ってみて良かった点
画面がより見やすくなった
バックライト搭載。解像度が上がり(167ppi→212ppi)、バックライトが低くても見易い。
かさばらず、持ち運びが楽
Kindle3に比べて重量が軽く(私の場合247g→206g)、キーボードがなくなって、サイズもコンパクトに。小さめのカバンにも入る。
本体も、冬に素手で手にとっても冷たくなく、滑りすぎず、持ちやすい。
標準で日本語に対応
日本語辞書搭載(デジタル大辞泉、プログレッシブ英和中辞典)。*2
気になった点
タッチパネルに苛立ちを感じる
辞典で調べたい単語をなぞろうとすると、文章が幅広く選択され、ショートカットメニュー(メモを追加、ハイライト、シェア、その他)が出てきて、うっとおしい。うまく選択出来ず、歯がゆい思いをすることも。
動作がもっさり
ページめくりの速度に文句はないが、それ以外の動作が遅い。(辞書引きや、ホーム画面での操作など。)
標準搭載辞典(英英、英和)がイマイチ
英英辞典は、確実に語彙が減った。
英和辞典では、語形変化の意味を調べるには、「→」で表示された単語をさらに選択して、辞典画面へ飛ぶ必要がある。時間がかかりすぎるので使っていない。
Kindleで読める本が少なく、価格も高い
特に日本語本は、メジャーな現代作家(例.宮部みゆきなど)作品の取り扱いが、ほとんどない。価格も高いので、英語本に比べるとかなりコンパクトな日本の文庫本を買った方が良いと思ってしまう。電子版の恩恵を感じられない。
英語本は日本語本に比べると取扱いは多いが、米国のAmazonと日本のAmazonで同じ作品を比較した場合、日本から購入すると値段が高くなる。
まとめ
何だかんだ不満な点もあるが、ようやく使えるモノになったという感じ。
発売後すぐに手にして(2013年9月)今に至るまで、毎日鞄に入れて持ち歩いている。
今読んでいるのは、Veronica Roth著の「Insurgent」*3。三部作の2作目で、SFが好きな方にお薦め。