ネリノコモノ

ネリが使用する小物(ときどき大物)のレビュー

レザークラフト CB缶カバー その2 製作後編

7. 菱目打ちでレザー表面に穴あけ。そして、菱ギリで穴あけ

菱目打ち、ハンマー、ゴム板を使って、印程度に軽く、レザー表面に菱目打ちで穴を開ける。(菱ギリを刺す位置と、菱ギリの角度の目安をつけるため。)

そして、菱ギリ&コルク板を使って、穴あけをする。

レザークラフト CB缶カバー 菱ギリ 中

私は、菱目打ちでの穴あけが全然上達せず、レザークラフトを初めてから数日で見切りをつけ、菱ギリを使用することにした。

8. 上辺と下辺を平縫い

上辺と下辺を、レザー用手縫い針2本とポリエステル糸(ビニモ)を使って、平縫いした。

縫い終わり 銀面(表)

レザークラフト CB缶 平縫い 銀面

縫い終わり 床面(裏)

レザークラフト CB缶カバー 平縫い 床面
ポリエステル糸の始末はライターで焼いて溶かす模様。しかし、まだ出来ない(したことがない)ので、麻糸使用時と同じ処理をした。

*レザーをクリアーファイルに挟み、ハンマーで縫い目を叩いてなじませる作業を、ココらへんで入れた方が良いかも。(まだ一度もしたことがないので、説明は省略。)

9. 縦ラインをクロスステッチ

レザークラフト CB缶カバー クロスステッチ

最初の数目はこんな感じで、CB缶に巻きつけて縫ったが、缶が邪魔になって、裏面から表面へ針を通しづらいため、この後、缶からはずして縫い進めた。

完成品をCB缶に装着。

レザークラフト CB缶カバー 装着

レザーの白さが際立つ。

縫い終わった後の内側はこんな感じ。

レザークラフト CB缶カバー 内側

10. ニートフットオイルを塗る。数時間後、拭き取り

夜、ニートフットオイルをウエスで塗り、翌朝にオイルを拭き取った。

平縫い面

レザークラフト CB缶カバー ニートフットオイル 数時間後

クロスステッチ

レザークラフト CB缶カバー ニートフットオイル 数時間後 その2

製作したカバーを、TOHO、イワタニとSOTOのCB缶につけてみたが、サイズ的にはどれも問題なしだった。


そして、CB缶をSOTOのガスバーナー、ST-310に装着してみた。

レザークラフト CB缶カバー ガスバーナー 装着
まだまだ白い。これからエイジングを楽しんでいきたい。

***2022年8月追記ここから***

何回か屋外で使用し、普段は台所の戸棚に入れている状態でのエイジングがこちら。

レザークラフト CB缶カバー ニートフットオイル 1年経過

いい感じになってきた。

***2022年8月追記ここまで***

その3に続く