レザークラフト CB缶カバー その1 製作前編
二週間前に、レザークラフトに必要な道具を一通り揃えてみた。
そして、いきなりCB缶(カセットボンベ)カバーにチャレンジ・・・からの、大失敗(クロスステッチの右と左の穴の数が違う&キツすぎて、缶からカバーがはずせない)。
観念して、レザークラフトの基礎を調べ、ハギレで練習。小物を作ったりした後、CB缶カバーに再挑戦して成功したので、自分の備忘録を兼ねて紹介。
製作手順を最初に大まかにまとめてみた。
- 型紙作成&印刷
- 型紙を枠に沿って切り抜きし、型紙をレザーに乗せて、けがき(線引き)
- レザーをカットする
- 床面(裏)と側面を磨く
- 各辺のゴワついた部分を落とす
- 縫う線をけがき。型紙の穴に合わせて、印をつける
- 菱目打ちでレザー表面に穴あけ。そして、菱ギリで穴あけ
- 上辺と下辺を平縫い
- 縦ラインをクロスステッチ
- ニートフットオイルを塗る。数時間後、拭き取り
番号ごとに詳細を補足。
1. 型紙作成&印刷
手書きだと直線が斜めになりがちなため、CADに初挑戦&初図面を引いてみた。
寸法は、縦160mm、横218mm。
前回は手書きで縦の寸法は同じ160mm。横は215mmで型紙を製作したが、2mm厚のレザーだと、CB缶からカバーが抜けなくなるほどキツキツだったので、今回は3mm足した。
縫う部分は、全て端から4mmの所から始まるよう設定。菱目打ち目安の穴も、手持ちの菱打ちに合わせて、ほぼ4mm間隔(横辺は最後が合わなくなるので、途中から3.9mm幅で調整)。
図面作成に使ったソフトはJW-CAD。
印刷は、家にあったペーパークラフト用の厚手用紙へ。
2. 型紙を枠に沿って切り抜きし、型紙をレザーに乗せて、けがき
丸ギリを使用して、レザーにけがきする。
使ったレザーは、「10cube Leaathermart ヌメ革きなり 成牛タンロー2.00mm厚 A4」
* アフリエイトはしていない。
3. レザーをカットする
別たち(または、カッター)でカット。
*左手で使用するので、刃の向きを付け替えている。
4. 床面(裏)と側面を磨く
トコフィニッシュ(または、トコノール)で、床面(裏)と側面を磨く。
床面は、ガラスのコップの底、側面は、フックニードル取っ手のくぼみで磨いた。
5. 各辺のゴワついた部分を落とす
ヘリ落としで、磨き作業後に出来た、側面のゴワつきを落とした。
6. 縫う線をけがき。型紙の穴に合わせて、印をつける
レザーの上に型紙を固定し、丸ギリで縫う線をけがき。そして、型紙の穴に合わせて、(型紙に)プチプチ穴を開けて、薄っすら印をつける。
型紙の穴に合わせて印をつけるだけでもよいが、カットに不慣れで、レザーを型紙通りに切れないので、先に線をけがきしておいた。
予想通り、レザーをまっすぐ切れていなかったが、けがきのおかげで、線を基準にして、穴あけ場所の修正が出来た。
その2 製作後半に続く