ネリノコモノ

ネリが使用する小物(ときどき大物)のレビュー

スマートウォッチ Apple Watch SE その4(設定、使用感編)

この記事では、私が行った設定や覚え書き、スワイプのコツ、エラーの対処方法と、Apple Watch SEの使用感を紹介。

設定関係

iPhoneで、おやすみモードを設定

Apple Watch SE本体、iPhoneの双方から設定出来るが、時間指定はiPhoneからしか出来ないため、iPhoneの「設定」アプリ、「おやすみモード」をタップして、下写真のような設定を行った。

Apple Watch SE 設定 おやすみモード

毎日、Apple Watchのおやすみモードを手動でON、OFFするのも面倒なので、これが最適かも。

消音モード

Apple Watch SEの画面下から、上に向けてスワイプして、コントロールセンターを表示させ、ベルアイコンをタップしてON(下写真の状態が、消音ON)。

Apple Watch SE 設定 消音モード

職場でも着用するので、常にこの状態で使用している。通知やアラームなどは、振動ではっきり伝わるので、音を出す必要はない。

ウォッチの向き

設定はiPhoneApple Watch SEのどちらでも出来る。Apple Watchでする場合は、下記手順で。私は、左手だと竜頭(デジタルクラウン)が手の甲にめり込みそう&荷物を左で抱えがちのため、右手使用に変更。

  1. 「設定」アプリをタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「向き」をタップ
  4. 手首「右」にチェックを付ける
  5. DIGITAL CROWN「右」にチェックを付ける

Apple Watch SE 設定 時計の向き変更

通知の種類を変える

音や振動で伝えない形(Apple Watch SE画面の上部中央に赤丸表示)にする。

例. 「アクティビティ」アプリの通知設定

  1. iPhone側、Watchアプリから「通知」をタップ
  2. 「アクティビティ」をタップ
  3. 「通知センターに送信」にチェックを入れる

Apple Watch SE 設定 通知センターに送信
アクティビティで、日々の目標を設定し、デイリーコーチングがONの場合、目標達成まで定期的に通知が届くようになっている。

「まだ目標を達成していませんよ。」等の通知はありがたいのだが、その都度、何かの作業を中断されるのが煩わしいので、こちらを選んでいる。

その他覚え書き

画面サイズ

縦(H)394px*横(W)324px

但し、上下左右の端は液晶のカーブで見切れるので、画像を加工して使う場合は、注意が必要。

ベルトの付け方

下の写真のように、ベルトの銀色金具が付いている面を時計裏側にして、ベルト穴の横からスライドしてはめ込む(左右どちらからでも行けるが、相性があるようなので、入れやすい方向から。)

Apple Watch ベルト 付け方

はめ込み時は、本体裏側のボタンを押す必要はない。

スポーツループタイプは、ベルトが重ならない方を、上のベルト穴にはめる。

Apple Watch ベルト スポーツループ 付け方

スワイプの仕方 

使い始めの頃、iPhone使用時の感覚で、上下左右のスワイプは画面の端に指を当てて行っていた。しかし、どうにもうまく作動せず。

特にバックグラウンドのアプリを終了させる際に、下写真のように、指が画面左端まで届いてしまったのに、終了アイコン(バツ印)が表示し切れないため、選択出来ずイライラ。

Apple Watch SE スワイプ アプリ終了

しばらく使用して、ようやくコツをつかんだ。

上下は、画面の端からゆっくり上もしくは下に動かす。

左右は、アプリを使用させたいのであれば、画面の上端と右端から約1cm位内側の部分に指を当て、そこから左へ指を浮かせるような感じで軽くスワイプ。

待ち受け画面を違うデザインのものに変えたいのであれば、画面の右端から左端へ、勢いをつけてスワイプ。

画面の端がカーブして下がっているので、上記のようなコツがいる模様。上記に気付いてからは、操作に関してのイライラは解消された。

エラー関連

通知が表示されない、コントロールセンターも表示されない現象

対処方法:呼吸アプリを削除

上下方向のスワイプを一切受け付けなくなる現象が1日に何回も発生。そのたびにApple Watch SEを再起動する羽目に。

試行錯誤してみたところ、どうやらこのアプリが関係しているようだ。最初は深呼吸の通知を切ってみたのだが、現象は改善されず、アプリ自体を削除することにした。

削除以降、この現象は発生していない。Wachアプリのアップデートでまだ対応がなされていないようなので*1、呼吸アプリを試してみたいのだが、今の所、再インストールはしていない。

画面が暗いまま

対処方法:Watchアプリのアップデート(Version.7.1)で解決

画面をタップしても暗いまま、画面の明るさを明るく設定しても、変わらないという現象が発生していたが、アップデート以降は起こらなくなった。

Auto Sleep(アプリ)の、「時計」画面でエラーが出る

エラーが出た場合、下記中の赤丸部分をタップ

Apple Watch SE AutoSleep エラー

 

Apple Watch SE Auto Sleep エラー 解決

赤枠2つのうち、上の赤枠の理由でエラーが発生している場合は、下の赤枠の白丸を右にスワイプすると、解決することがある。

Apple Watch SEを使ってみて

良いところ

健康管理に役立つ

今まで、活動量計としては、FitBit zipと、サイクルコンピューターしか持っていなかったが、Apple Watch SEでは細かいデータを蓄積&分析出来るので、心拍数を調整しながら運動したり、高度計を参考に、散歩に登り下りを意識したコースを取り入れるなど、エクササイズに工夫が出来るようになった。

また、アクディビティで日々の目標を決め、運動量を定期的に確認することで、以前より確実に運動頻度が増えた。

通知機能が便利

今までは、iPhoneをカバンに入れていたために、見過ごしていたSNSメッセージや着信、スケジュールの通知を、タイムリーに確認出来るようになった。

豊富なアプリ(他のスマートウォッチに比べて)

標準アプリの他、その2(アプリ編)で紹介したような、サードパーティーから出ているアプリを使用出来る。色々試せて楽しい。

電子決済が出来る

現状では手元には使えそうなカードがないが、Icocaが使えるようになったら、便利さを実感出来そう(西日本在住)。

超小型の、Bluetoothイヤホンが使える音楽プレーヤー

名の知れたメーカーから出ている同様のモノは、小型と言っても、こちらより一回り以上大きいため、超小型ではなく、最小といっても過言ではないかも。(私はApple Watch SEを、音楽プレーヤーとして購入を決めた。)

残念なところ

シリーズ中盤(?)なのに、不具合が多い

Apple Watch SEは、Apple Watchシリーズとしては、中盤である(6番から7番目)。しかし、標準アプリしか使っていない状態で、上記2つのような不具合が1日に何度も起こり、問題が解決するまで、「売却価格が高いうちに、手放してしまおうか」と、何度も思うほど腹が立った。

そして、発売になって1ヶ月以上経った現在も、通知が表示されない、コントロールセンターも表示されない現象に、対応するアップデートは、なされていない模様*2

電池が持たない

事前に仕様をチェックして知っていたこととは言え、ほとんど触っておらず、画面の明るさを3段階のうち最低の1段階目にしていても、2日ギリギリ使用出来るレベル。充電頻度が高いため、電池がへたるのが早そう。

重い&大きい

時間が経てば慣れるだろうと、毎日着用して早1ヶ月、まだその重さ(約30g)&大きさ(縦: 40mm、横: 34mm、厚さ: 10.4mm)に慣れない。目覚ましが必要ない日は、時計を外して就寝するようになってしまった。

まとめ

Apple Watch SEを、「名の知れたメーカーから出ている、超小型のBluetoothイヤホンが使える、音楽プレーヤー」として使いたい人(例えば、私)であれば、音楽以外にも健康管理はしっかり出来るわ、通知を見逃さずに済むわ、今後は電子決済でも使えそうだという期待もあるわで、機能的には十分満足出来るだろう。

しかし、音楽はスマホで聴く、電子決済もスマホでOKなのであれば、初めてのスマートウォッチとしては、もっと安くて軽いスマートウォッチをおすすめする(…私もApple Watch SEとは別に買ってしまうかも。)

おまけ

Apple Watch SEと、以前にブログで紹介したFitBit zip歩数計測に、どのくらい違いがあるのか、同じタイミングで両方を装着し、1時間程度散歩してみた。

Apple Watch SE 歩数 FitBit 歩数 比較

Apple Watch SEは、7,263歩だった。

FitBit zipは、

 

Apple Watch SE 歩数 FitBit 歩数 比較 その2
7,149歩。100歩程度の差。

他の日も試してみたが、100歩から300歩ほどの差に収まっており、計測に大きな差はないようだ。

 

次回、その5(アクセサリ)に続く

*1:2020年12月初旬現在:Version 7.1

*2:12月13日現在Ver.7.1