携帯型ゲーム機 Arduboy その2
先記事の続き、ゲームのインストール方法などを紹介する。
プリインストールされたゲーム以外を遊びたい場合
- 「Arduino」(ソフトウェア)をダウンロード
- クイックスタートガイドに載っているライブラリーをダウンロード
- ボードサポートをインストール
- ゲームをインストール
1. 「Arduino」(ソフトウェア)をダウンロード
「Arduino」のダウンロード:Arduino - Software
該当のOSを選択してダウンロード。
2. クイックスタートガイドに載っているライブラリーをダウンロード
1でダウンロードしたもののうち、Arduino.exeをダブルクリックして起動
メニュー「スケッチ」、「ライブラリをインクルード」、「ライブラリを管理」を選択すると出てくる画面で「Arduboy」で検索をかける。
ヒットしたもののうちを1つ選択すると、「ダウンロード」という字が出てくるので、ここをクリックして、以下クイックスタートガイドに記載のある項目を、インストールする。
- Arduboy783
- Arduboy2686
- ArduboyTones275
- ArduboyPlaytune233
- ArdBitmap250
- ArdVoice222
- ATMlib204
- Arduboy-TinyFont155
クイックスタートガイド:
3. ボードサポートをインストール
*Windows10 (Surface Pro4)の場合、これをしないと、Arduboyをパソコンに接続しても無反応で使えなかった(ドライバがインストールされない)。
Arduinoのメニュー、「環境設定」
「追加のボードマネージャのURL:」に下記を入力し、「OK」をクリック
http://arduboy.github.io/board-support/package_arduboy_index.json
メニュー「ツール」、「ボード」「ボードマネージャー」から「Arduboy」で検索をかけ、出てきたライブラリをインストール。
メニュー「ツール」、「ボード」で下の方に出てきたArduboyを選択。
4. ゲームをインストール
公式で紹介されているゲーム一覧から好きなものを選択
ゲーム名をクリックして表示されたページで「Clone or download」を選択し、好きな方法でダウンロード
ダウンロードしたもの全てを所定の場所に、条件に従って用意
例. Windows
所定の場所:マイドキュメント>Arduino>新しいフォルダ
条件:新しいフォルダ名を拡張子「.ico」手前部分と同名にする
メニュー「ファイル」、「スケッチブック」に先ほど準備したフォルダが表示されるのでクリック
Arduboyを本体付属のUSBケーブルで接続して電源をON
メニュー「スケッチ」、「マイコンボードに書き込む」で終了。
使って見て感じたこと
本体
起動と終了
電源をONにすると、数秒でゲームをスタート出来る。切る時も電源をスライドするだけと、至ってシンプル。
操作
十字キーとABボタンの距離が近いので、慣れは必要だが、慣れてしまえば問題なくプレイ出来る。
ボタンを押す音は大きめなので(カチャカチャいうタイプ)、静かなところでするのであれば、ボタンを押す回数が少ないゲームをオススメする。
液晶
綺麗かつ明るくて見やすい。20分以上プレイしても、目が疲れにくいと感じた。
充電
持ちまくり。連続使用は公式では6時間となっているが、使用していない時のバッテリーの減りも少ないようだ。
普通の電化製品は2~3週間使用していなければ、使用前に充電しないと使えないが、こちらは1ヶ月ぐらい置いても起動する位、バッテリーが減らない。
また、使用中にバッテリーが切れたこともない。
ゲーム
もともと入っていた「Mystic Balloon」の他、「Squario」と「Flappy Ball」をプレイしてみたが、どのソフトもかなり面白い。
Mystic Ballon:
Squario:
Flappy Ball:
私はポンコツプレーヤーなため、コンティニュー、もしくはセーブ機能があれば嬉しいところ。
ゲームの書き換えについて
初めて書き換える際のハードルが高い。
USBを繋いでソフト使用なし、ドラッグ&ドロップで出来るようになってほしい。