デジタルメモ KING JIM ポメラ DM5
文房具を購入しようと寄ったお店で、2,000円台で売られているのを発見。
その時は 「いくらお安いからといい、2010年発売の電化製品を今更買っても…。」 とスルーしたものの、ポメラ DM5について調べていくにつれて、どんどん興味が湧いてしまい、結局購入してしまった。
* 今回の記事草稿は、ポメラ DM5で作成している。
外箱
箱の中身
左から説明書、保証書、お客様登録カードはがき、USBケーブル。 *他にボタン電池1個(CR2032)が本体にセットされている。
本体
表
裏
USBポート、microSDカードスロット、その他電池カバー(ボタン電池、単4電池)、リセットボタンなどがある。
ギミック
1. 液晶部分を上に開く
2. 本体左側にある三Open三を押し込む(「カチン」という音がしてキーボードのロックがはずれる)
3. 本のページをめくるようにキーボード部分を右方向にパタンと開く
以上の3ステップ。
液晶画面
画面の角度を変えた場合
液晶画面が中心部より左寄りについているが、入力時に違和感はない。
画面の小ささ(4型・320×240ドット)を一番心配していたのだが、少し横長のフォントのおかげか、見易く、長文も書けそう。
角度を変えて光の入り具合を調整し、画面の明るさを変えることができる。夜間はデスクライトがあった方が、より見易いと感じた。
心配していた反応速度は、決して早くはないが、気にならない程度(私にとっては)。
*私のタイピング速度はe-typingでThunderレベル
キーボード
サイズは大きすぎず、小さすぎず。打鍵感はまぁまぁといったところ。
右手親指でスペースキーを押す人(私)にとっては、折りたたみのギミックがちょうど引っかかる位置=スペースキーの右端を押す感じになり押しづらいので、別の指を使って押すか、左手で押すよう調整が必要。
他機種との比較
シグマリオン3
ポメラ DM5と同じく、持ち運びしやすいテキスト入力マシンとして、シグマリオン3と比較。
幅の比較
キーボード部分の拡大
シグマリオン3は、指をすぼめて使わなければならないが、ブラインドタッチ可能。ポメラは、シグマリオン3に比べると、指の間隔に少し余裕がある感じ。
ノートパソコン
ノートパソコン(ThinkPad E420)とも並べてみた。まぁ当然、ノートパソコンの方が何のストレスもなく打ちやすい。
良いところ
操作が簡単で必要最低限の機能あり
説明書を読まなくても、WindowsPCを日常使っている人であれば直感的に使える。PCのショートカット(Ctrl+X=切り取りなど)が使え、文章作成時にあったら便利な検索・置換機能、ブックマーク機能などがついている。
パソコンとの連携も、USBケーブル経由か、microSD経由で出来る。(「pomera」というフォルダ直下にファイルが表示される。フォルダ別の管理は出来ないようだ。)
持ち運びしやすく、すぐ使える
重さが約285g(電池を除く)と軽く、手に入りやすい単4電池2本使用(eneloopも使用可)で、持ち運びと電池切れの心配がない。
また、電源ボタンを押して起動まで2秒程度で、電源を切る前の状態から文章の編集を再開出来る(前に保存しなくてもデータ保持されているため。)
ちょっとした不満
入力位置を表すカーソルの点滅が分かり辛く、見失いやすい。点滅部分の横幅を、もう少し太くするなどの工夫が欲しい。
また、付属のUSBケーブルが不良品で、パソコン側がUSBポートに刺さらなかった。仕方なく、別の電化製品についていたケーブル(mini-Bタイプ)を使用している。